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  3. 未成年者のネットリスクを軽減する社会システムの構築
写真:鳥海 不二夫

鳥海 不二夫東京大学
大学院工学系研究科 准教授

概要

現在、未成年のネット利用が普及した結果、誘い出し被害や児童ポルノ(自撮り被害)、ネットいじめなどが社会問題化しています。
本プロジェクトでは、未成年者が抱える、観測困難なネット利用リスクを軽減するためのネットリスク事前検出法の確立と未成年者自身に気づきを与えるシステムの実現を目指します。特に、誘い出し被害、児童ポルノ、ネットいじめなどの実態を把握しづらいネット上で生じる未成年者が晒される危険性の高いリスクを対象とします。ネット空間で発生する事象に対して公的強制力の発動は困難であるため、適切な情報提供により、未成年者本人及び保護者の自主的な対応力の強化を図ります。

図

研究開発の関与者

  • 東京大学 大学院工学系研究科
  • 関東学院大学 人間共生学部
  • 中央大学 総合政策学部
  • 多摩大学 情報社会学研究所
  • 東京理科大学 経営学部
  • 東京工業大学 情報理工学院
  • 一般財団法人情報法制研究所
  • 青少年ネット利用環境整備協議会

コミュニティサイト及び出会い系サイトに起因する事犯の被害児童数の推移

グラフ
出典
警察庁サイバー犯罪対策プロジェクト 平成28年におけるコミュニティサイト等に起因する事犯の現状と対策について
グラフの解説
平成20年の出会い系サイト規制法改正以降、出会い系サイトに起因する事犯の被害児童数は減少傾向の一方、コミュニティサイトに起因する事犯の被害児童数は平成28年に過去最多となった。

目指す社会の姿

誘い出し被害、児童ポルノ、ネットいじめ、ネット炎上など、保護者や公的機関には観測困難な、未成年を取り巻く私的空間で生じうるネットリスクを事前検出し、インシデントに発展する前に未成年自身にリスク回避行動を促し、未成年の安全な暮らしを社会全体で創出します。

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